なんか最近住宅ローンの金利上昇中、もしくは上がっていくよみたいな話を耳にします。
実際に少しずつ上がってきてますが、どこまで上がるのでしょうか?
フラット35金利、5ヵ月連続で上昇
(独)住宅金融支援機構は1日、取扱金融機関が提供する「フラット35」(買取型)の6月の適用金利を発表した。
借入期間21年以上(融資率9割以下)の金利は、年1.490%(前月比0.010%上昇)~2.540%(同変動なし)。取扱金融機関が提供する金利で最も多い金利(最頻金利)は年1.490%(同0.010%上昇)と、5ヵ月連続で上昇した。
借入期間が20年以下(融資率9割以下)の金利は、年1.360%(同0.010%上昇)~2.410%(同変動なし)。最頻金利は年1.360%(同0.010%上昇)となった。
また、フラット50(買取型)の金利は、融資率9割以下の場合年2.010~2.480%、9割超の場合年2.270~2.740%。
不動産研究所記事より
との記事も興味深いです。
5か月連続上昇ということはまだ序の口かもしれません。
懸念されるのは、これに連動と言うか昨年から言われる「ウッドショック」に関連し、様々な住宅建材がそれに合わせて軒並み高騰していることです。
メーカーハウスの家は軒並み坪単価は100万円を突破、30坪で3000万円+消費税といった感じでしょうか?
まつやまエリアでも土地と建物と外構その他費用で軽く5000万円オーバーになってきてます。
ここへきてさらに住宅ローンの金利上昇が加わると、一般の方は注文建築やメーカーハウスでの戸建てを諦めざるを得ない状況も見えてきてます。
かといって地元工務店も坪単価75万円超えるところも出てきており、ますます大変な時代に突入してきてるなと感じます。
しかもそれに合わせて中古住宅の価格も上昇中、とは言えまだリフォーム済み物件が程度の良いもので、2500万円程度で手に入るため、新築との差が1000万円以上はまだ開きがあります。
この金利上昇も含めて住宅ローンでの計画性がさらに求められるようになりました。
住宅ローンでいろんなものを諦めたり、家計が圧迫されては大変です。
新築購入を諦め、中古住宅へとシフトする人がさらに増えるのか?
もう家はいいや、賃貸で行こう!と考える人がもっと増えるのか?
無理してでも新築買うよ!家族で頑張る!と言う人が増えるのか?
ここ1年様子を見てみたいと思います。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
NO.499