ビフォー&アフターシリーズの最終回となりました。
廊下とLDKのご紹介です。
廊下・玄関
玄関や廊下をひとまとめにして掲載しました。
昼と夜とでまたいろんな見え方をします。
L型に廊下が曲がっていて、廊下の両サイドが居室や水周りですので、基本的には照明が無いと暗くなります。
そこでセンサー付きの照明にしました。
既存の行灯タイプの照明のそれぞれの中心にダウンライトを配したので、明るさは充分です。
これで廊下に出て人を感知すると照明が点くようになってます。
ここも工事前は
昭和の暗い廊下でした。
照明器具も数が足りなかったですね。
子供さんが来ると暗くて嫌だと言われそうです。
それと壁の色がグレー系の少し明るめになったのも大きな要因かもしれません。
少しでも明るい廊下にするというのに拘ったものですから。
そしてご年配の方も検討されると思い、「バリアフリー」ということで段差無しに工事は行っております。
LDK
ではLDKのご紹介です。
元々は二間続きの和室でした。
南西の位置に8帖と6帖の続きで和室ですから結構な広さなんですけど、お客様用に使われていたようです。
なので初めて見たときは立派な和室だなと思いました。
何とかこの部屋をLDKにして、中古住宅ならではのリノベーションしたい。
そんなマニアなことを考えて行きついたのが、
このLDKです。
最初は床を畳、もしくは黒の土壁風という2択で進んでましたが、ちょっとやり過ぎ感があったので床はウッディになりました。
でも今度和風に家のリノベーションすることがあったら、たぶん黒か畳のどちらかにすると思います。
廊下の床も畳をしたい、日本の城のようにしたい。
いつかはと心に秘めております。
本物のタイルをキッチンで使用する、もともと扉だったところに壁を作るが、そこはグリーンのタイルを貼る。
これは一番最初から決まってました。
予算の関係で削除されがちですが、ここはやはりこの家のメインですから。
障子があるとカーテンがいらない、そして閉めたままでも明るい。
日本の建具最高ですね。
外国人の方の友達いたらこの家呼ぶと喜びますよ!
障子開けたときのこの庭も良い!
でも工事前は
すいません前オーナーさん後姿映っちゃいました。
これはこれでほんとに良い和室だったんです。
天井高も高くて、畳もきれいだし、襖も趣があって。
この欄間は松竹梅に彫ってあるんですが、これも残したかった。
そして何より床の間がキッチンの一部に組み込まれて収納になりました。
押し入れは冷蔵庫入れ、神棚はそのまま、違い棚はコーヒーメーカーでも置きますか。
左の床の間は稼働棚で3点支えなので結構重量があるものでも行けます。
それぞれにアース付きのコンセントも増設して、電気の容量は引き直してますし、スイッチコンセントもこだわりました。
カッコいいです、個人的に大好き。
普通のオフピカスイッチは今度から付けたくない、そんな気持ちにさせてくれました。
昭和50年代の和風平屋の家のリノベーション、楽しかったです。
これを気に入った!買う!
そして住んでの感想を是非聞きたいですね。
そして次の家、早くやりたい。
和風でも洋風でもどっちでも来いです。
皆様からの情報をお待ちしております。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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