では居室編行きます。
東南6帖和室
和室は収納部の襖を洒落たクロス貼りにしました。
THE襖紙というのでもいいんですが、やっぱりちょっと変えてみたいということでこうなりましたが、なかなか皆さんの評判は良しです。
壁は藍色に塗装しなおしました。
そこそこ工事前も良い雰囲気でしたが、やはり塗りなおすと良いですよ。
天井も色があせた感じだったので、こうなるとまた違った味が出てきます。
柱は軽くペーパー掛けて磨いてます。
柱も塗装ということも考えましたが、良い風合いが台無しになるのもということでこの仕上がりに。
照明は古いですがこれはこれで個人的には好きです。
工事前は
畳の縁は今回は目立たないものを採用してます。
最初は「緑のライン!」という主張したものだったので、畳は目立たない形で行こうと決めてました。
何より違うのが、この和室から北側へ行き来できる上に、北側はキッチンでした。
ここが以前の住まれてた方のリビングだったものと思われます。
昭和の間取りにありがちですね。
今度は新しくなってこちらが客間使いが良いですし、個室として使っても良いと思います。
北東12.5帖洋室
では東南の和室の北側の洋室のご紹介、ここは北東なんですが、東側に倉庫があるので少し暗い感じがします。
なので寝室使いがメインとなるかと思っての色使いにしました。
部屋の中心に配した4個のダウンライト。
足らずは間接照明や、ベッドの照明で賄えると判断して、落ち着いた寝室の雰囲気を出すようにしました。
大きな収納の扉も天井や壁の色や質感を合わせた感じでチョイス。
収納の横の棚も稼働でき、コンセントも増設しました。
元々がキッチンがあったとは思えない仕上がりに皆驚いてましたね。
分電盤も古いものを利用しつつ、中は新しくしています。
蓋を色を塗って仕上げました。
まあ見ないとわからないし、現地で説明しないとわからないかも。
こういう風になる前の写真は
これぞ昭和の台所です。
しかもL型キッチンで広くて大きい。
窓に面して配置、ここから南側の和室に行ける。
これが変われば変わるもんですよ。
北西6帖洋室
さて続いては北西の6帖の洋室ですが、ここは特に何かを変えたわけではなく、床をやり替えて、天井を塗装して、扉に色を塗って、窓枠塗装して、壁紙を変えました。
収納建具を「藍」で塗るのは我々だけかもしれません。
でも普通の白は嫌、和室の色も藍だしある意味統一感あるリノベーションの内装仕上がりかと。
まあこういう場合気に入らない、汚れた、そういった場合は購入者様に好きな色に塗り替えてくださいとお話ししてます。
海外の家はほとんど自分で手入れをされます、日本人もそういう方向に少なからずなっていってるような気がします。
クロスばかりの家ではなくて、壁が塗ってあっても良いんじゃないか?
メンテナンス自分でできる家もなかなか楽しいですよ。
そういう気持ちを持てる方じゃないと、中古住宅は購入しない方が良いですよといつもご案内時にお話ししています。
さあ長くなりましたが、次回は廊下関係やLDKを解説したいと思います。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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