さて物件を紹介するにあたり、近隣の販売物件の状況や近隣施設等々も調べますが、今や一番購入検討者様が気になるのが、
「この購入検討物件の立地は災害ではどうなの?、大丈夫なの?」
ですかね。
ということでリノベーション工事に入りましたこの物件のハザードマップを見ながら解説していきたいと思います。
先ずは土砂災害の事です。
真ん中の東方町と書いた文字の右上に赤で丸で囲んだところが物件の所在地。
まあほぼほぼ平地ですから土砂災害の心配はなさそうです。
そして物件の北側に大きく広い重信川が流れてますが、こちらの河川が氾濫しても物件には影響がないことが令和3年現在では確認できました。
地図ではピンポイントですると小さいので赤丸で囲ったところが物件の所在するブロックです。
重信川からは物件まで車で走ってるとほぼ平地、歩いてわかるほんとに緩やかな坂になってるんですよね。
この大きな2つは災害の心配はほぼ無い感じです。
あとは最近松山市でも発表されました「ため池ハザードマップ」なるものがありますが、ほぼまだ認知されていない感じです。
こちらのため池ハザードマップ調べてみますと、3つのため池の影響を少し受けそうです。
先ずは
長生池ハザードマップから、こちらが万が一決壊した場合50センチまでの水が来ます。
養下池の場合も50センチほど。
原池も50センチほど。
万吉池は物件には影響がないとのハザードマップで記されてます。
浸水想定時間や高さの目安も参考にしてください。
またこちらの物件は
物件は道路や周りの田よりも高く造成されて建ってるのがわかると思います。
こういうのも安心材料の一つですよね。
不動産購入にあたり物件の内装や設備や構造も大事ですが、災害にどう対処すればいいのか、を知って購入するのは大事です。
今や異常気象は普通に毎年全国のどこかで起こってます。
災害ハザードマップを完全にクリアできた土地を探すのが至難です。
ではどの災害を想定して家を求めるのか、理解と納得が必要だと思います。
お勧めの物件だけにいろいろと調査した情報もこちらでは報告していきます。
現地がどんな所か早めにチェックしたい方は是非現地へ行ってみてください。
また、工事途中でも物件はご案内可能ですのでお声をおかけください。
物件概要
所在地:松山市東方町
道路:東4m 公道
学校区:荏原小学校・久谷中学校
間取り:3LDK
建物面積(登記):98.82m2(約29.89)
土地面積(登記):339.08m2(約102.57坪)
建ぺい率・容積率:70%・200%
完成時期(築年月):昭和57年3月築39年
入居時期:相談
土地の権利形態:所有権
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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