今週は知り合いの業者さんたちとこの下記の話題と、同業者の宅建業免許の取り消し等々で割と話題になりましたね。
地盤調査会社のハイスピードコーポレーション(愛媛県松山市)が昨年9月~今年4月、四国3県で実施した一戸建て住宅などの地盤調査33件のデータを偽造していたことが22日、分かった。既に33件を再調査し、建物に影響は及ばないと判断している。 ハイスピード社によると、いずれも昨年4月に入社した元男性社員が担当した地盤調査で、偽造があったのは愛媛24件、高知8件、香川1件。建築予定地の四隅と中心の計5地点で、最深約10メートルにわたって地盤の固さや安定度を確認する調査の一部を怠ったり、データをすり替えたりしていた。調査そのものを実施していない事例もあったという。
yahooニュースで取り上げられた愛媛新聞ONLINEより
一般的戸建て住宅の建築予定地には「スウェーデン式サウンディング(SWS)試験」という名の検査が行われます。
簡単に言うと建築予定場所の家の配置予定か所の4角と家の中心の5か所を調査するというもの。(ネットにはやり方等詳しく説明しているところもありますので割愛)
主に調査を始めたのは大手ハウスメーカーだともいわれてます。
安心安全が大手の売りだと言われ始めたときですかね。
地盤調査ってほんとに正確?
そのデータって素人にはよくわからない。
工務店やメーカーハウスさんに聞くと
データは確かです、そのデータ通りに地盤の補強工事をしなければ、家の保証がつけれない、工事できない等々言ってた時期もありました。
今はほぼ全部の新築住宅建築前には行っていると思います。
そのデータそのものが調査せずに噓の報告がなされてた、そしてその対象物件は全部調べたが問題ないとのこと、じゃあ地盤調査って何?
嘘データで地盤補強を行わなかった家もひょっとしたら問題ないって言われてるかも...
うーん、なにかこの業界の闇を感じますね。
住宅の建築費が高騰する中の一つに、この地盤調査の結果が作用することもあります。
一般的な30坪住宅の住宅ではこの結果次第で50万円位の工事が家とは別にかかることがあります。
所謂地盤改良や杭打ち等々、が必要となった場合ですが、工事によって金額はまちまちですが。
消費者としては確かなデータを求めるためにここもセカンドオピニオン的なものが必要になるのでしょうか?
家づくりって全幅の信頼を寄せて工務店さんと二人三脚で造り上げるもの。
信頼関係を損なうことがこんな大事な基礎部分であってはならないですよね。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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