お盆明けは契約シーズン?不動産仲介の舞台裏
お盆休みも終わり、街や職場も少しずつ日常モードに戻ってきました。
実はこのタイミング、不動産業界では「物件が動く」の季節なんです。
なぜお盆明けに契約が増えるのか?
お客様と接していて感じるのは、夏休みや帰省が大きなきっかけになるということです。
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家族と実家で将来の話をする
「相続した家をどうするか」「老後はどこに住むか」といった話題が出やすい。 -
休暇で時間に余裕ができる
普段は忙しい方も、お盆休み前後の夏休み取得で不動産の内見や相談の時間を取りやすい。 -
秋に向けて動く企業や金融機関の都合
9月末決算に向け、ローン審査や取引が活発になるのもこの時期です。
こうした要素が重なり、お盆明けから秋にかけて不動産市場は一気に動き出します。
契約書と重説づくりの舞台裏
お客様にはあまり見えないのですが、この時期は私たち仲介業者も大忙しです。
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契約書や重要事項説明書を一件ずつ丁寧に作成
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市役所や法務局へ確認に走る(道路、都市計画、登記内容など)
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条文のチェックや修正を繰り返し、ようやく完成
紙の束に見える契約書や重説も、実は細かい確認と調整の積み重ねでできています。
「これなら安心して契約できますね」と言っていただける瞬間が、何より嬉しいところです。
動き出すなら今がチャンス
お盆が明け、秋にかけては不動産市場が動きやすい時期。
もし「そろそろ住まいを探そうかな」「実家をどうしようかな」と思った方は、今から行動するのがおすすめです。
契約書や重説は専門用語も多いですが、分からないことは遠慮なく質問してください。
不動産会社は、そのためにいるのですから。
このブログは日々の些細なできごとから、不動産の仲介物件の詳細解説、リノベーションの面白いアイディアや施工事例、そして不動産購入に役立つ知識など、多岐にわたるテーマをお届けしています。さらに、私の好きな音楽や読んだ本に関する話題も取り上げ、お気に入りのお店の魅力もご紹介しています。