現在絶賛工事中の梅津寺の物件ですが、同業者の方も見たいとの声もあり、完成後にはプロの方たちのご案内もすることになりました。
皆様煉瓦の塀や倉庫はどうするのか?
外門の松はどうするの?
アプローチは?庭木はどうするの?
等々聞かれますが、倉庫以外は何も手を加えず、整えてお引渡しの予定です。
では煉瓦倉庫はどうする?
ご案内したお客様の中には、普通に壊して駐車スペースにするとおっしゃる方もいらっしゃいましたし、店舗にするのもありかとおっしゃる方も。
まあ壊すか残すかの2択しかないんですよね。
我々は最初から、残す方向です。
先日NHKで古い建物をどう後世に伝え残すか、みたいな番組がありました。
壊すのは簡単だけど...みたいな感じで。
新築を検討の方には見向きもされない中古住宅。
でも中古だからこその良さを求められる感度の高い方も増えてきてると感じます。
そんな方に響く物件だと思うんですよね。
ではここまでの流れを写真で見てみましょう。
手前の解体工事を始めるとレンガ倉庫が見えてきました。
以前は煉瓦見えてたのかな?
でもセメントみたいなので上塗りされていて全然外部からはわからなかったです。
登記上は煉瓦倉庫とありましたから、そうなのかな?と半信半疑でしたが、ちゃんと煉瓦倉庫でしたね。
相当古いものなので補強等も繰り返し行われてきた様子です。
開口部を支えるために木の梁が入れられてます。
しかしこれは白アリにやられてました。
外したところです。
これはやはりこのままでは危険と判断しました。
スペースは外門前に軽四、レンガ倉庫前なら普通車も駐車可能なので、レンガ倉庫を何か店舗に使うというのも選択肢としてはアリかもしれません。
昨日までの状況は、
これでハイルーフの車も奥へ駐車可能になりましたし、白アリにやられた梁も交換できました。
店舗にするにも入り口開口が広いといろんな設えもあとで可能になります。
なかなか太い梁が入りましたね。
令和と昭和の物の融合です。
さあ内部はほぼこのままにしてお引渡し。
この小屋組みが何とも言えない良い雰囲気です。
外部はどうするかな?
あまり我々の手は入れずに、購入者様にゆだねる感じにしようと思ってます。
入居者様のアレンジでどう使われるのかがある意味楽しみです。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
NO.628