今朝は昨日よりも暖かかった。
午前中の案内が今日と明日の2組。
いろんな方に見てもらうことは大事です。
さて現場で面白いものを見ました。
応接間の壁です。
ここはリノベーションでリビングになる予定です。
天井には大きな雨漏れの痕のシミが、ここもちゃんと天井ら見てチェックしていきますよ。
さてこの壁なんですが、ちょっといつものクロス貼りとは違います。
等間隔でこういう丸まった感じのものが天井から床までに入ってます。
この真ん中の丸まったクロスみたいなのを外すと。
こんな感じになってました。
まあ解説していくとクロスを工場で貼った合板みたいなものを現場で壁に貼っていき、その間の隙間をクロスと同じもので被せる感じですかね。
これでクロス専門者にクロスを貼ってもらわなくても大工さんで出来る。
和風の家の洋室を作る際に使われた昭和50年代の手法の一つでしょうね。
確かにこの部屋以外でクロスを使った部屋はありません。
板張りか土壁がほとんどだった時代ですから、ある意味希少なものを見れました。
クロスもなんとなくエレガントな感じですし、昔はクロスを壁に貼ることは特別なものだったのかもしれませんね。
家の中の動産が山ほどありましたが、すべて撤去されてました。
ですがこの家具だけは残してもらいました。
ガラスの中にはブランデーやウィスキーを入れて飾ります。
引き出しにはハンコとか大事なもの入れたり。
これを毎度ながら家具もリノベしてますが、少しリメイクして和室のどこかに置きたいなと思ってます。
業者さんは家にあるものすべて処分されますから、処分しないものには印しして分かるようにしておかないとね。
床材も良いな、昭和50年代前半のものですよね。
家って50年経ってもちゃんと手入れしてるとまだ35年くらいは住めるんですよ。
今回は耐震のことも1級建築士と相談しながら、手を入れてからのリノベーションになる予定です。
さらに35年以上住んでもらえるようにね。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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