では最終ですね。
和室
和室は広縁もあって旅館みたいな雰囲気出せるんじゃないかな?
と最初に閃いてました。
まあ工事前の状態見るとそう思えませんねと言われました。
しかしここはぐっと自分の感覚を信じて。
壱枚目の板間の上にある四角いのは暖房設備。
ガス断熱みたいな機械、まあ昭和50年代当初はそういうものです。
今は壁掛けエアコンが主流ですよね。
また2枚目の写真は広縁の天井写真。
網代天井ではありませんが、竹を編んだような天井、結構マンションで使うのは珍しい。
なんか廃屋旅館の感じでてます。
それが工事で結構激変するんですよね。
障子は張り替えてそのまま使用、真ん中がガラスのタイプは今はあまり無いものなんで。
良い感じになりました。
置くと必ず売れると言われる、昭和40年代の婚礼家具のリメイクした鏡台下の台を置きましたが、いい雰囲気です。
広縁は床はそのまま使用しました、あまり痛みがなかったのと、このまま使用した方が思ったイメージで出来上がると思ったので。
やっぱり思った通りでした。
リノベーションは全部が新しくするのではなく、使えるものは使うというのが個人的な考えでもあるので。
天井は黒い革のような素材のものに。
照明器具は昭和の裸電球に傘を付けたデザインのものをチョイス。
このマンションのリノベーションは個人的にはLDKよりも和室が好き。
総括
昭和49年築の分譲マンション。
何もかもが今の時代と違う、それをどう新しいものを入れるか?
出来ないこともマンションは多い、制約のある中で選んでもらえるものは何か?
いろいろと考えさせられたマンションリノベーションでした。
今やこのマンションは中古で500万円台で買える部屋も出てきてます。
購入+リノベーションして1000万円以内でそれなりに自慢できる空間を所有することも可能ではないかと。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
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