不動産を購入すると昔は権利書とよばれる書類を持ってませんでした?
なんか型紙表紙がある仰々しい感じの書類です。
縦書きのやたら漢字の多い書類であちこちにハンコが押されてるものですね。
昭和の家をお取引する場合はその書類が必要です。
しかし令和、平成の途中からは下の写真のような書類を土地建物を購入した際、登記後に受けて取ります。
ちょっと大事なところは黒塗書類にしました。
令和元年に取引のあったことが日付で分かります。
名義人や受付番号、不動産番号まで書かれてます。
しかしこの書類これだけでは何にもならない、黒いシールをはがして中の12桁のパスワードが重要なんです。
見たいよね。
ということで剥がしてみる。
剥がし方はこの裏にあります。
で、剥がしてみると
こうなってます。
オレンジの線のところには「ここからゆっくり剥がしてください。透明部分は剥がすことが出来ません」とあります。
するとこちらには12桁の英語と数字が印字されており、さらにQRコードもありました。
一度開けると当然元には戻せません。
開けたのを発見すると第3者に見られたことを意味します。
これを見られてしまうと以前でいう権利書を盗まれたのをほぼ同じになってしまいます。
なのでお気を付けください。
でも究極でいうとこのパスワードを何かの紙に書いて保存していれば、もしくは暗記していれば、この写真にある登記識別情報通知の紙はいらないということです。
しかしいろんな相続が絡んだり、売買が絡むのが不動産の常、この登記識別情報通知の紙は大事に保管が大前提だと思います。
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記事作成:R.SAKAMOTO(坂本)
NO.488