気づけば、今年も残すところあと3か月ちょっと。
不動産業界では、12月中旬を過ぎると売買の動きがピタリと落ち着き、少し“年末ムード”が漂い始めます。
年末ぎりぎりまで物件探しをする方は少なく、多くのご家庭では「年が明けてからゆっくり家族会議をして決めようか」という流れになりがちです。
でも、実は――営業現場では今からの2か月半が本当の勝負時期なんです。
年末は動かない──だからこそ“今”が大事
この時期になると、不動産営業の現場では毎年ちょっとした“空気の変化”を感じ始めます。
12月中旬を過ぎると売買の動きがピタリと落ち着き、少しずつ年末モードへ…。
年末に向けてみなさん仕事も私生活も忙しくなりますし、ローンの審査や決済のスケジュールを考えると、住宅ローンを借りての購入の方は年内の取引は11月中旬が実質的なタイムリミット、現金購入でも12月上旬がリミットとなります。
つまり、12月に入ってから慌てて動いても、実際に契約・引き渡しまで進むのは年明けになってしまうケースがほとんどなんです。

秋は“仕込みの季節”──ここでの動きが勝負を分ける
営業サイド(我々不動産のプロ)としては、この時期(9月末〜12月初旬)はとにかく仕込みに力を入れる時期です。
具体的には、こんな動きをしています👇
・売却予定の物件を早めに査定・写真撮影・販売準備を整える
・購入希望の方とは、予算・エリア・ローン事前審査を年内に固める
・年明けにスタートダッシュできるよう、物件情報をストックしておく
特に売主様にとっては、年明けに購入検討者が動き出したとき、物件を市場に出せているかどうかで勝負が決まります。
年末ギリギリに査定を始めても、掲載が1月中旬になってしまい、せっかくのチャンスを逃すことにもなりかねません。
年明けは“家族会議”が引き金
年末年始に実家へ帰省したり、家族とゆっくり過ごす時間の中で、
「来年こそ家を買おうか」
「親の家、そろそろどうする?」
といった話が出てくるご家庭は非常に多いです。
実際、お正月休み明けの営業初日から「家族で話し合って…」というお問い合わせが続きます。
毎年、この“家族会議”が年明け市場のエンジンをかける合図になるんです。
営業現場では、1月中旬から問い合わせ・内見予約が一気に増えます。
つまり、そのタイミングで物件を出しているか、しっかり準備ができているかで、1〜3月の動きが大きく変わるというわけです。

まとめ──残り2か月半、実はここが“本当の勝負どころ”
不動産は「年明けから動き出せばいい」と思われがちですが、実際の営業現場では秋こそが一番の仕込みどきであり、勝負の季節です。
年内にどこまで準備しておけるかで、年明けの成果が大きく変わります。
この時期の一歩先の準備が、春の結果を左右する。
だからこそ、夏が忙しかったからといって秋にホッと一息ついてしまうと、年明け早々に慌てることになりかねません。
毎年現場に立っていると、まさにここが“勝負の分かれ目”だと強く感じます。

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