「そろそろ家を買いたい。
でも、新築は建築費が高騰していて、メーカー系ハウスなんか坪単価120万円超…。
じゃあ松山市の中古住宅ってどうなんだろう?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
今回は2025年現在の松山市の中古住宅の相場や、今買うべきエリアを、不動産の現場からわかりやすくお伝えします。
特に最近では県外からの移住希望の方からも多くお問い合わせをいただいており、そういった方にも分かりやすい内容になっています。
1. 松山市の中古住宅市場、いまどうなっている?
ここ数年で松山市の不動産市場は少しずつ変化しています。
特に中古住宅は、新築建売に比べて3〜4割ほど安く、かつリノベーションで好みの空間を作れると注目されています。
- 築20年以内:1,800万〜2,500万円
- 築30年以上:1,200万〜1,800万円
これが大体の平均目安です。もちろんエリアによって金額は大きく変わります。
主要エリア別の相場傾向
- 松山市駅・勝山町周辺:高め(分譲マンションも多く利便性◎)
- 久米・石井・土居田・余戸:価格は比較的安定
- 堀江・旧北条:掘り出し物あり(広めの土地・価格も控えめ)
- 道後エリア:人気校区もあり、憧れの住宅地(坪単価は高め)
2. 中古住宅の「買い時」はいつ? → 2025年はチャンス
今がチャンスといえる理由は以下のとおりです:
- 金利は上昇傾向だが、変動金利はまだ低水準
- コロナ後の買い控えが落ち着き、購入希望者が動き始めている
- リノベーション済み物件の増加で「買ってすぐ住める家」が選びやすい
3. 地元不動産が教える!おすすめの狙い目エリア4選
① 久米・石井エリア(生活利便性◎)
スーパー・学校・交通アクセスのバランスが良く、ファミリー層に人気。
築20〜30年の中古戸建が1,800万円前後で狙えることもあります。
② 旧北条・堀江エリア(自然と広さ重視)
市中心部からやや離れているものの、土地が広く価格が控えめな物件も多いです。
海が近く、釣りやアウトドアが趣味の方にもぴったりです。
③ 土居田・余戸エリア(安定感のある住宅地)
土居田:郡中線が利用でき、中心部へのアクセスも良好。
余戸:松山空港へのアクセス道路整備が進み、今後の発展性にも期待が持てます。
④ 道後エリア(資産価値重視の方向け)
観光地として全国的に知られる道後温泉エリアは、住宅地としても根強い人気があります。
人気の学校区で「まずここに住みたい」とご希望される方が多いです。
坪単価は高めですが、資産性が高く、住んでも良し・貸しても良しのエリア。
ただし、土地の広さ・道路幅・駐車場などには注意が必要です。
4. 中古住宅を選ぶときのポイント
- 通勤・買い物など、ライフスタイルの優先順位を明確に
- 昼と夜、平日と休日で周辺環境を確認する
- 予算は大事、リフォームもある程度の予算取りもしておく
- ハザードマップで、購入エリアのリスクを調べる
5. まとめ|松山市で中古住宅を買うなら、まず「相場とエリア」を知ろう
中古住宅購入はタイミングと情報が命です。
私たち地元不動産会社は、地域に根ざした情報と経験をもとに、後悔しない家探しをしっかりサポートいたします。
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記事作成:坂本(R.SAKAMOTO)
NO.840