【内覧前に動画確認】
先日、ブログで「まずは物件動画を見てから内覧するかどうかを決めていただくと、お互い時間を有効に使えますよ」という内容をお伝えしました。
その中でも触れた「動画を見て納得→現地へGO!」という流れはもちろんOK。
でも「動画を見て今回はパス」という選択も、全然アリなんです。
というのも、実際にそういったお客様から早速ご連絡をいただきました。
■ 実際にあったお話
あるお客様が、当社掲載の物件を不動産ポータルサイトで見て気になり、お電話をくださいました。
その場で2日後の内覧をご予約いただき、同時に「物件紹介動画がありますよ」とご案内。
そして翌日――
「動画を見て、車庫の高さについて丁寧に説明されていたので、自分の車の高さを確認したら、どうやら駐車できないことが分かりました。今回は見送りたいと思います。」
とのご連絡がありました。
■ 動画がもたらした“前向きなキャンセル”
もしこのお客様が、動画を見ずに内覧へ来られていたとしたら…
現地で車庫を確認 → 車の高さが原因で入らない → その場で購入見送り
という流れになっていたと思います。
お客様にとっては、貴重な時間と労力を使って足を運んだのに、すぐに内覧終了。
私たちにとっても、ご案内にかけた時間が実質的に無駄になってしまいます。
でも今回は、動画によって「事前に大事な情報を得られた」ことで、そうした時間のロスを防げたんです。
これはまさに、「お客様」と「不動産会社」の双方にとってメリットのある、“Win-Win”の形だと思っています。
■ 出会えなかったけれど、価値ある判断
もちろん、直接お会いして詳しいご希望をお聞きできなかったのは残念です。
もしかしたら、別の物件をご提案できたかもしれません。
でも今回は、「動画によって、お客様自身が判断された」ことに意味があります。
お客様目線で考えれば、「行かなくてよかった」と思えるケースも正解だと思います。
今後も、できるだけ具体的に・わかりやすく物件のポイントをお伝えする動画をつくり、“納得して見に行ける”物件紹介を続けていくことの大切さを、改めて実感しました。
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記事作成:坂本(R.SAKAMOTO)
NO.838