現代の生活において電気は不可欠であり、その電気を供給してくれるのが送電線と電柱です。
今回は電柱移設の事を少しブログでご紹介したいと思います。
上の写真に写る電柱は四国電力所有で、その電柱を建てておくための土地使用料が年間1,500円という驚きの低額で土地所有者に支払われます。(皆さんもっともらってると思ってるようですが)
しかし、これが今回の物件の駐車する際に邪魔になり、移設してもらうことを考えました。
そこで四国電力へ電話して、電柱管理している四国電力のグループ会社の四電工の担当者と、現地にて打ち合わせることにしました。
最終的には担当の方との打ち合わせをして、電柱を写真のように東へ少し移動させることで取り決めました。
電柱そもそもの撤去は他の隣地の土地の所有者の方に頼む必要があるため現実的に難しく、敷地内での移動となったことで位置関係はある程度融通は利きました。
移設費用や新しい電柱の費用は一切かからないです。(土地提供者ですので、因みに電柱は写真のタイプだと1本10万円位するらしい、太いのになると30万だそうです)
電柱が中途半端な位置にある理由は、東側に建っていた家は庭に鯉の池まであった豪邸で(上のgoogleストリートビュー写真参照)、現在の分譲地になる前は生け垣が今回の物件の前を通って電柱を遮ってました。
その後、生け垣も解体されて「何でこの位置?」となってしまった経緯があります。(上の写真参照)
電柱の今回の移設により景色と土地の利用が劇的に改善されます。
駐車しやすくなるうえに、新しく駐車スペースを広げることも可能になります。
工事の完成までには2ヶ月から3か月かかりますが、このような折衝も含め、不動産業者の仕事は多岐にわたります。
電柱移設により、より良い生活環境が提供されることを期待しています。
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